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日本スーパーバンタム級王座決定戦の前日計量が28日、都内の日本ボクシングコミッション(JBC)本部事務局で行われ、同級2位の下町俊貴(26=グリーンツダ)と同級5位の大湾硫斗(25=志成)が計量に臨んだ。
両者は、明日(29日)、後楽園ホールで開催される「NTTドコモPresentsフェニックスバトル101」のセミファイナルで、空位の王座を争う。
両者は、明日(29日)、後楽園ホールで開催される「NTTドコモPresentsフェニックスバトル101」のセミファイナルで、空位の王座を争う。
「Sバンタム級で獲る」
先に秤に乗った下町は、リミットちょうどの55.3kgでクリアした。スーパーバンタム級での試合は2020年8月以来となるが、「ここまで落としたのは久しぶりだったので、いつもよりしんどかったが、しっかりと落ちた」と、万全のコンディションをアピールした。顔色も良く、調子の良さをうかがわせた。
「ベルトを大阪に持ち帰る」
2017年に全日本新人王を獲得してから、負けなしで念願のタイトルマッチの舞台に上がる。「新人王からここまで長かったが、明日は一発で獲る」。「ベルトは、この階級(スーパーバンタム級)と決めていた。欲を言えば、パンチをもらわずに勝ちたいが、内容にはこだわらない」と静かに闘志を燃やした。
明日は、150名の応援団の期待に応えて、ベルトを大阪に持ち帰るつもりだ。
明日は、150名の応援団の期待に応えて、ベルトを大阪に持ち帰るつもりだ。
タイトル初挑戦
続けて計量に臨んだ大湾は、200gアンダーの55.1kgでクリアした。この日、下町とは初対面で「身長は高いが想定内。明日、リングで向き合ってみないと距離感はわからない」と印象を語った。「見合ったら、ズルズルとペースを持っていかれる。自分から仕掛けていくことになると思う」。
藤原俊志トレーナーとのコンビで臨む!
同門で同じ沖縄県出身の比嘉大吾(27)が、6月24日(土)、世界3位のシリチャイ・タイイェン(32=タイ)に4回TKO勝ちし、完全復活した。試合前のため、会場には行かずABEMAで見た大湾は「コンビネーションが出ると本当に強い。久しぶりに大吾さんらしいボクシングを見た。感動した」と大いに刺激を受けたようだ。
「昔からやってきたことを出すだけ。全力を出して戦う」と意気込んだ。
「昔からやってきたことを出すだけ。全力を出して戦う」と意気込んだ。