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[認定式]2023.6.1

中谷潤人! ホームタウンアスリートに認定

 WBO(世界ボクシング機構)スーパーフライ級王者の中谷潤人(25=M・T)が1日、神奈川県相模原市役所で、相模原市ホームタウンアスリート認定式に出席した。

 市内に活動拠点を置き、トップレベルの活躍が期待できる現役アスリートを対象とする制度で、相模原市在住の中谷は、F1ドライバー角田裕毅選手(23)に続き、2人目となるホームタウンアスリートに認定された。
認定証が送られた
 ベルト獲得を記念して、本村賢太郎市長から賞賛の盾、そして認定証が送られた。
 
 マイクを握った中谷は「皆さんの応援のおかげで2階級制覇を成し遂げることができた。これからも相模原でトレーニングをして3階級制覇、そしてさらに上の階級のベルトも狙っていきたい」と目標を掲げた。

 本村市長は「大きな期待を背負いながら素晴らしい結果を残してくれた。『nextモンスター』と言われているがもう『next』は外してもいいのでは。もっともっと強くなってさらに上を目指してもらいたい。中谷選手は、72万人の相模原の誇り。相模原市ワンチームでこれからも応援していきたい」と熱いエールを贈った。
「一番戦いたいのはエストラーダ」
 認定式の後は、参加者からの質問コーナーが設けられファンからの質問に答えた。どの選手と戦いたいかというと質問には「チャンピオンなら誰とでも戦いたいが、一番やりたいのはエストラーダ」とパウンド・フォー・パウンドに名を連ねるWBC(世界ボクシング評議会)同級王者のファン・フランシスコ・エストラーダ(33=メキシコ)の名前を挙げた。
「ロマゴンとも決まればやりたい」
 WBOフライ級3位には田中恒成(27=畑中)、同級4位にはローマン・ゴンサレス(35=ニカラグア)と複数階級制覇した元王者がランクしており、中谷のベルトを狙う。「(ゴンサレス選手は)身長が低いので得意とするロングレンジで戦えたら簡単だと思うが、キャリアがありプレッシャーををかけるのがすごく上手い選手なので、近距離での攻防もあると思う。そういう意味で自分のことを強くさせてくれる相手。決まればもちろんやりたい」とロマゴンとの対戦にも前向きだった。
トランクスにも「さがみはら」
 昨日からジムワークを再開し、まだ軽めながら体を動かしている。「これから、相模原を代表して世界で活躍していく。自分が活躍することで相模原を知ってもらえたら」。

  自らの希望でトランクスに「潤水都市さがみはら」の文字を入れるほど相模原市への思いが強い。これからも中谷から目が離せない。
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