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亀田プロモーションは5日、都内で記者会見を開き、WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級3位の重岡優大(25=ワタナベ)の次戦の現状について説明した。
重岡は、4月16日(日)に代々木第二体育館で開催される「3150FIGHTvol.5〜東京を殴りにいこうか!」で、王者のパンヤ・プラダブスリ(32=タイ)に挑戦する予定だったが、パンヤがインフルエンザに感染したため、この試合は中止。急きょ、暫定王座決定戦に切り替えて、代役選手と交渉を開始している。
亀田興毅ファウンダーは昨晩、WBCから暫定王座決定戦を承認する方向で再調整する旨の連絡を受けたことを明かした。現在3名の世界ランカーに声をかけて、暫定戦の実現に向けて調整を続けている。
暫定王座決定戦の予定
上位ランカーから順に暫定戦の打診をしているという亀田ファウンダーは、「3人とも前向きに考えてくれている」と現状を報告したが、WBCの規約上、世界戦に出場する選手は、予備計量をクリアしなければならない。
試合の2週間前には、各クラスのリミット(ミニマム級は47.6kg)の5%以内(ミニマム級の場合、110ポンド=約49.8kg)、同じく試合の1週間前には3%以内(108ポンド=約48.9kg)となっている。候補選手の1名からは、すでに体重クリアの報告があり、残り2選手からの連絡を待っている。
亀田興毅に新たな試練
対戦候補の名前は明かさなかったが、「上位ランカーはサウスポーが多くて…」と亀田ファウンダーも頭を抱えている。パンヤはオーソドックスで、重岡は右利き選手とのスパーリングを重ねてきたが、対戦相手がサウスポーに変更となる可能性も出てきた。
難航することが予想される最終調整だが、今晩にも海外で交渉するという。ファイトマネーも「チャンピオンクラスの金額を用意している」。
難航することが予想される最終調整だが、今晩にも海外で交渉するという。ファイトマネーも「チャンピオンクラスの金額を用意している」。
重岡優大の試合は、近日中に発表予定。
亀田ファウンダーは「新米プロモーターは苦戦している」と苦笑いを浮かべたが、「何としても重岡兄弟で、世界タイトルを実現させたい。自分としても、この試合を決めるか、そうでないかで、プロモーターとしての未来がかかっている。乗り越えられない試練はないと思っている」と全神経を集中した。