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[月間賞]2023.2.14

12月度月間賞表彰式が開催

 東日本ボクシング協会選考の12月度の月間賞の表彰式が14日、後楽園ホールで開催された「ダイヤモンドグローブ」で行われた。

 コロナ禍のため、リモートで喜びの声を伝えていたが、3年ぶりに観客の前で表彰され、ボクシングモバイルからは、トロフィーと「IPPOグーロビングテープ」が贈られた。

 最優秀選手賞を受賞したWBOアジアパシフィック・フェザー級王者の阿部麗也(29=KG大和)が次戦に向けて意気込みを語った。

世界挑戦者決定戦に臨む
 阿部は、昨年12月に前田稔輝(26=グリーンツダ)に判定勝ちし、日本とWBOアジアパシフィック・フェザー級王座初防衛に成功した(現在、日本王座は返上)。

 マイクを握った阿部は「次は、有明アリーナで試合をします。相手のキコ・マルチネス選手は、かつて長谷川穂積さんにも勝っているし、2度世界チャンピオンになっている強い選手。ここをしっかりと勝って、世界への切符を掴みます」と必勝を誓った。

 阿部は、4月8日(土)にPrime Video Presents Live Boxing第4弾で、元世界王者のキコ・マルチネス(36=スペイン)とIBF(国際ボクシング連盟)フェザー級挑戦者決定戦に臨む。
王座返り咲きに成功
 敢闘賞を受賞したのは、OPBF東洋太平洋スーパーライト級王者の永田大士(33=三迫)。昨年12月5日(月)に近藤明広(37=一力)に判定勝ちし、OPBF東洋太平洋スーパーライト級王座を獲得したことが評価された。

 新鋭賞は、全日本スーパーライト級新人王のスコーピオン金太郎(26=三谷大和)が獲得した。昨年12月17日(土)に野口海音(24=ハラダ)に3回TKO勝ちし、全日本新人王MVPを獲得した。なお、スコーピオンは授賞式を欠席した。

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