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WBO(世界ボクシング機構)女子スーパーフライ級王座決定戦、谷山佳菜子(35=ワタナベ)対晝田瑞希(26=三迫)が1日、後楽園ホールで開催された「WATANABEPROMOTION & VICTORIVA.9」のメインイベントで行われた。
キックボクサーからボクシングに転向した谷山と、豊富なアマチュアキャリアを経てプロに転向した晝田が、激しいパンチの応酬を繰り広げた。第9代王者に輝いたのはーー。
キックボクサーからボクシングに転向した谷山と、豊富なアマチュアキャリアを経てプロに転向した晝田が、激しいパンチの応酬を繰り広げた。第9代王者に輝いたのはーー。
晝田瑞希(三迫)が新チャンピオン!
サウスポー晝田が完勝した。中間距離から左ストレートをヒットすると、前に出てくる谷山に右フックで出鼻を挫き、ペースを掌握。7回にワンツー右フックでダウンを奪うと、最後まで有効打を決め続けた。
4戦目で世界王者へ
日本人女子最短タイ記録となる、4戦目での世界王者に輝いた晝田は「めちゃくちゃ可愛くてうれしい。やっぱりこのベルトは、私のところに来る運命だったんだなと思った」と、髪の色と同じピンクのベルトを見て笑顔を見せた。
「相手の癖がわかった」
「(谷山選手は)初回からガンガン攻めてくると思ったが、予想していたより来なかったので、最初は様子を見た。出てこない分には問題がないので、より集中力を高めて戦うことができた。映像を見て、同じ方向しか回らないことに気がついたので、やりづらいポジションを取り、それが上手くハマった」と淡々と試合を振り返った。
平常心を心掛けた
何度か頭がぶつかる場面もあったが、集中力が切れることはなかった。「これまではカーッとなるところがあったが、練習時から平常心を心掛けた。意識してきたことが結果に出た」と進化を口にした。
平常心を心掛けた
何度か頭がぶつかる場面もあったが、集中力が切れることはなかった。「これまではカーッとなるところがあったが、練習時から平常心を心掛けた。意識してきたことが結果に出た」と進化を口にした。
「米国で戦いたい」
昨年10月にデビューし、わずか1年2ヶ月で世界の頂点に立った。「目まぐるしく、いろいろなことが変わり、そのスピード感にメンタルが潰れそうになったこともあったが、皆が本当に手を抜かず練習しているのを見て、自分も負けていられないなと、思いながらやってこれた。三迫ジムに入ったからこそ、ここまで駆け抜けることができた」と所属ジムに感謝の気持ちを言葉にした。
三迫ジムだからこそ駆け抜けてこれた
今後の目標を聞かれた晝田は「目の前の相手に勝つことしか考えていなく、これまでも口しなかったが…」と前置きした上で、「米国のリングに上がりたい。あのキラキラした舞台で戦いたい」と目を輝かせながら語った。
三迫ジムだからこそ駆け抜けてこれた
今後の目標を聞かれた晝田は「目の前の相手に勝つことしか考えていなく、これまでも口しなかったが…」と前置きした上で、「米国のリングに上がりたい。あのキラキラした舞台で戦いたい」と目を輝かせながら語った。
「踏み込みが速かった」
一方、悔しい結果となった谷山は「踏み込みが速くて、距離が遠く感じた。右を当てたかったが…」と唇を噛み締めた。