重岡銀次朗がいよいよ世界初挑戦!

　重岡銀次朗(23=ワタナベ)が11日、都内で会見を開き、来年1月6日、IBF世界ミニマム級チャンピオンのダニエル バラダレス(28=メキシコ)に挑戦することを発表した。

　銀次朗の世界初挑戦は、エディオンアリーナ大阪で開催される「3150 FIGHT Vol.4」のセミファイナルで行われる。同日同会場では、同門のWBO世界ミニマム級チャンピオン谷口将隆(28=ワタナベ)の防衛戦も行われる。

　「歴史に残るチャンピオンになる」と亀田興毅ファウンダーから紹介された銀次朗からは、「具志堅用高さんの記録を塗り替える。具志堅さんから許可が出たので、20(防衛)くらいいく。これは、ガチで言ってます。ミニマム級でPFP(パウンドフォーパウンド)1位を目指す」と強気な発言がポンポン飛び出し

　京口紘人(28=ワタナベ)からも谷口からも「絶対世界チャンピオンになれる」とデビュー当初から太鼓判を押されていた期待の新鋭だが、これまでうちに秘めてきた想いが湧き出たのだろう。チャンピオンのビデオメッセージを見ると「ワクワクしてきた。闘争心が湧いてきた」と若さも爆発。T&Hジムの竹原慎二会長から「世の中には、絶対はない。ナメてたらやられる」と、たしなめられても、「僕は油断しないんで、絶対勝ちます」と笑顔で返し、ミドル級の元世界チャンピオンも苦笑いするしかなかった。