矢吹正道がベネズエラの強豪と激突!

　前WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の矢吹正道(30=緑)が、WBA(世界ボクシング協会)同級6位、IBF(国際ボクシング連盟)同級7位のロナルド・チャコン(31=ベネズエラ)と対戦することが8日、緑ジムより伝えられた。

　試合は、2023年1月28日(土)、名古屋国際会議場で行われる。世界王座奪還を目指す矢吹が、南米の強豪と対戦する。

　今年9月、世界ランカーのタノンサック・シムシー(22=タイ/グリーンツダ)に7回TKO勝ちし、復活を遂げた矢吹だが、次戦も世界ランカーと拳を交える。

相手は28連勝中の強豪

　チャコンは、30戦28勝(20KO)1敗1分のオーソドックススタイル。デビュー戦こそ敗れたものの、そこから引き分けを挟んで、28連勝している強豪だ。

　矢吹は「どのような選手か知らないので、モチベーションは微妙だが、ベネズエラ一押しの選手と聞いている。世界のトップにいけるような戦いをしたい。試合が決まれば、年末年始なんて関係ないので、しっかりと調整していく。年明けに弟(力石政法)の試合があり、相手は強敵ですが、勝ってくれると思うので、その良い流れで試合に臨みたい」とコメントを寄せた。

　現在、IBFはランキング入りしてないが、勝てばIBFにランクされ、WBAも上位進出が濃厚だ。ライトフライ級で王座返り咲きを目指す矢吹に注目だ。