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日本・WBOアジアパシフィック・フェザー級王者の阿部麗也(29=KG大和)とOPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者の力石政法(28=緑)が4日、神奈川県大和市のKG大和ジムで、6ラウンドのスパーリングを行った。
ABEMAの記者会見後、ジムに直行した力石。この日、初めて手を合わせたサウスポー王者によるスパーリングは、試合さながらの緊張感あふれる攻防が繰り広げられた。
ABEMAの記者会見後、ジムに直行した力石。この日、初めて手を合わせたサウスポー王者によるスパーリングは、試合さながらの緊張感あふれる攻防が繰り広げられた。
緊張感たっぷりの18分間
最初は、阿部がジャブでプレスをかけて左ストレートを打ち込むが、これはガードの上。力石は、キレのある左ストレートを伸ばした。力石が打ち下ろしの左ストレートを叩きつければ、阿部も強引に詰めてボディにパンチを集めて対抗。さらに左ストレートに繋げたが、力石は反応の良さを見せた。
多くのギャラリーが見ていた
力石の左ストレートが顔面を捉えると、阿部も負けじと圧力を強めた。左ストレートが何度か交錯し、パンチの迫力音の凄さに、ジム内で見ていたギャラリーからは驚きの声が上がった。スパーリング終了後は、お互いに感想を言い合った。
「かなり良い練習になった」
スパーリングを終えた阿部は「ジャブが速くて、左ストレートのモーションがなく、キレがある」と力石の強さを説明。「顔面は当たらないので、ボディを打った。前田選手にタイプが近いので、かなり良い練習になった」と収穫を口にした。
12月3日(土)、後楽園ホールでWBO-AP1位、日本2位の前田稔輝(26=グリーンツダ)を相手に初防衛戦を迎える阿部にとって、実りのある一日だった。
12月3日(土)、後楽園ホールでWBO-AP1位、日本2位の前田稔輝(26=グリーンツダ)を相手に初防衛戦を迎える阿部にとって、実りのある一日だった。
「良いスパーができた」
一方の力石は「阿部選手のボクシングに付き合ってしまったが、自分なりに緊張感を持って、良いスパーができた。(阿部選手は)ジャブが変幻自在で、スタミナがある」と感想を語った。
力石は、2023年1月6日(金)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で「3150TIGHTvol.4」で、世界ランカーとの対戦が内定している。
力石は、2023年1月6日(金)にエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で「3150TIGHTvol.4」で、世界ランカーとの対戦が内定している。
次戦に期待!