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日本ボクシングコミッション(JBC)は27日、WBO(世界ボクシング機構)女子スーパーフライ級王者の小澤瑶生(37=フュチュール)が王座を返上し、引退したことを発表した。
小澤は、今年5月に約3年ぶりのリングに上がると、吉田実代(三迫)に判定勝ちし、戴冠。産後11ヶ月での王座獲得となった。電話取材に応じた小澤に話を聞いた。
小澤は、今年5月に約3年ぶりのリングに上がると、吉田実代(三迫)に判定勝ちし、戴冠。産後11ヶ月での王座獲得となった。電話取材に応じた小澤に話を聞いた。
「家族の時間を優先したい」
「息子の育児に時間をかけたいのと、前回の試合前、主人は仕事をセーブして、家のことをしてくれた。このままの状況で、ボクシングを続けるのは難しいと思った。先のことを考えて、ここで区切りをつけようと思った」と引退の理由を話した。家族のサポートを受けて、コンディションを作り上げたが、これからは家族の時間を優先していく。
生涯戦績:22戦17勝(6KO)5敗
「長いことボクシングをしてきたが、最後に世界チャンピオンになることができて良かった。最後にご褒美をもらった気持ちです」。
YouTubeチャンネルを開設
先日、家族3人が出演するYouTubeチャンネルを開設した。「夫がピアニストで、私はせっかく世界チャンピオンになったのだから、何か面白いことを発信していきたい」。
おつかれさまでした!
「楽しくてやってきたが、ボクシングをしていなかったら、結婚もしていないし、こんなに可愛い息子も生まれていないと思う。ボクシングが繋いでくれた縁。ボクシングをやってきて良かった!」と電話口で声を弾ませた。