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日本アトム級2位の山中菫(20=真正)と同級3位の狩野ほのか(27=世田谷オークラ)が1日、後楽園ホールで開催された「QueensCrest2022」で、空位のWBOアジアパシフィック・アトム級王座を争った。
両者とも無敗で初のタイトルマッチを迎えた。ベルトを手にしたのはーー。
両者とも無敗で初のタイトルマッチを迎えた。ベルトを手にしたのはーー。
山中菫(真正)がKO勝ち!
山中が、初の後楽園ホールの舞台でインパクトを残した。初回、サウスポー山中は距離を詰めて、左ストレートでダウンを演出。ペースを握るとその後も、右フックが冴えわたった。後手に回った狩野は、右ボディを返すが、山中は鉄壁のディフェンスで決定打を許さず。勝負が決まったのは5回。山中は右フックで痛烈に倒して、試合を終わらせた。
大舞台で抜群の勝負強さを見せた
見事なKO勝ちを飾った山中は「ボディから攻めるつもりだったが、気がついたら上(顔面)を狙っていた。ダウンを奪った左ストレートは狙っていたわけではなかったが、気がついたら(相手が)倒れていた」と冷静に試合を振り返った。
兄妹世界王者へ!
兄で元WBO世界ミニマム級王者の山中竜也(27=真正)も、妹の勝利を喜んだ。「良い出来だった。自分もあのような倒し方をしたい」。横で聞いていた菫は「兄が勝って(8月14日に判定勝ち)つないでくれたおかげ」と、笑顔を見せた。
2人とも勝負の一戦で、しっかりと結果を残した。世界初の兄妹での世界チャンピオン誕生という目標に向かって突き進む!
2人とも勝負の一戦で、しっかりと結果を残した。世界初の兄妹での世界チャンピオン誕生という目標に向かって突き進む!
「悔しいけどまた頑張ります」
一方、初黒星を喫した狩野は「初回にパンチをもらって、ダメージを引きずってしまった。(山中選手は)パンチが硬くて、想像以上に上手かった。下からの右フックが見えなかった。完敗です」と唇を嚙み締めた。それでも「悔しいが、また頑張ります!」と再起を誓った。
採点表