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三迫ボクシングジムは16日、オンライン会見を開き、WBC(世界ボクシング評議会)ミニマム級14位の田中教仁(37=三迫)の次戦を発表した。
田中は、8月31日(水)にタイ・ナコーンラーチャシーマーで、WBC同級王者のパンヤ・プラダブスリ(31=タイ)に挑戦する。
2020年3月以来、2度目の世界挑戦となる田中は「人生をかけて、パンヤ選手を倒しにいく」と王座奪取を誓った。
田中は、8月31日(水)にタイ・ナコーンラーチャシーマーで、WBC同級王者のパンヤ・プラダブスリ(31=タイ)に挑戦する。
2020年3月以来、2度目の世界挑戦となる田中は「人生をかけて、パンヤ選手を倒しにいく」と王座奪取を誓った。
急遽、決定した世界戦
会見に同席した三迫貴志会長によると、試合のオファーが来たのは1ヶ月前だが、先週の土曜日(13日)に正式決定したという。
田中は、WBA(世界ボクシング協会)同級スーパー王者のノックアウトCPフレッシュマート(タイ)に挑戦したが、判定負け。同年11月に高田勇仁(ライオンズ)に判定勝ちし、再起に成功した。
田中は、WBA(世界ボクシング協会)同級スーパー王者のノックアウトCPフレッシュマート(タイ)に挑戦したが、判定負け。同年11月に高田勇仁(ライオンズ)に判定勝ちし、再起に成功した。
「もう一度タイで挑戦したかった」
「前回は何も情報がわからず、不安な中でタイに乗り込んだ」と話すと、「『タイでは絶対に勝てない』と言われている。だったら、やってやろうと思ったので、もう一度タイで世界戦をさせてほしいとお願いしていた。話を決めてくれた会長に、本当に感謝している」と、千載一遇のチャンスを喜んだ。
「パンヤを倒して世界王者になる」
これが3度目の防衛戦のパンヤは、39戦38勝(23KO)1敗。今年3月に元WBC王者のワンヘン・カイヤンハーダオジム(タイ)に判定勝ちした。テンポよく上下に打ち分ける好戦的なタイプだ。
「自分が思っているような、タイ人特有のフィジカルが強いタイプではなく、テクニックがある選手」とチャンピオンの印象を語った。
「自分が思っているような、タイ人特有のフィジカルが強いタイプではなく、テクニックがある選手」とチャンピオンの印象を語った。
暑さ対策も万全
過去、日本人ボクサーにおけるタイでの世界戦は、25敗1分と、いまだに勝ち星がない(暫定王座戦を除く)。理由のひとつに灼熱の中、屋外で行われることが多く、暑さでスタミナを消耗するからだと言われている。
そこで、あえて日中にロードワークをするなどして、暑さ対策に取り組んでいる。「今の時期は、日本の方が暑いのではないか」(田中)。今日の東京の気温は36℃。8月のタイは33℃と、日本の方が少し暑い。
空調服を着て入場する
さらに、型枠解体の仕事をしている田中は、現場で使用している空調服(バッテリーで稼働する小型ファンを内蔵した作業着)を持参し、入場時に着ることも明かした。
そこで、あえて日中にロードワークをするなどして、暑さ対策に取り組んでいる。「今の時期は、日本の方が暑いのではないか」(田中)。今日の東京の気温は36℃。8月のタイは33℃と、日本の方が少し暑い。
空調服を着て入場する
さらに、型枠解体の仕事をしている田中は、現場で使用している空調服(バッテリーで稼働する小型ファンを内蔵した作業着)を持参し、入場時に着ることも明かした。
歴史を変える!
田中が勝てば、37歳7ヶ月での世界王座奪取、さらに三迫ジムとしては、元WBC世界ライトフライ級王者の友利正氏以来、約40年ぶりの男子世界チャンピオン誕生となる。しかし、「歴史を変えたい気持ちはあるが、男としてパンヤ選手を倒しにいく。記録はあとでついてくる」。「最近はボクシングが大人しくなっていたので、若い時のような勢いを取り戻す。攻撃的なボクシングを見せる」とパンヤ撃破に全力を注ぐ。
8月26日(金)にタイ入りする予定の田中。「鬼門」と言われているタイで、歴史的勝利を目指す!
8月26日(金)にタイ入りする予定の田中。「鬼門」と言われているタイで、歴史的勝利を目指す!