「休みたい」。那須川天心。

　東京ドームで19日(日)に開催された「Yogibo presents THE MATCH 2022」 のメインイベントでK-1王者の武尊と対戦し、初回にダウンを奪い判定勝利を挙げた、RISE王者の那須川天心が試合後、リング上から会場に集まった56,399人のファンに向けて、キックボクシングを引退し、プロボクシングへ転向することを伝えた。

　試合後のインタビュールームでは、那須川の記者会見が行われ、キックボクシングは、武尊戦がラストマッチになることが改めて報告された。「寂しい」と今の率直な心境を口にした。その上で、「一旦休みたい。1、2、3、4、5か月休みたい」と語ると、キックのラストマッチに向けて神経を集中し、「負けたら死ぬつもりだった」と覚悟を決めてリングに上がっていたことを伝えた。ボクシングに転向することは伝えたものの、具体的な考えや抱負には言及しなかった。