三代大訓と富施郁哉が豪州で必勝宣言!

　IBF(国際ボクシング連盟)ライト級13位の三代大訓(27=ワタナベ)と日本ユース・バンタム級王者の富施郁哉(23=ワタナベ)の両名が日本時間9日、オーストラリア・ニューカッスルで行われた試合前の行事に参加した。試合は5月11日(水)に同地で行われる。

　富施は、WBOオリエンタル・スーパーバンタム級王者のサム・グッドマン(23=豪)に挑戦。三代は、ライト級8回戦でフランシス・チュア(豪)と対戦する。電話取材に応じた2人に話を聞いた。

　記者会見に参加した富施は「以前、韓国でも試合をしたことがあるし、空手をしていた時にハワイにも行ったことがあるので、海外だからといって特に気にならない」と話すと、「(対戦相手は)身長は同じくらいだが、映像で見るより細いと思った」と、拳を交えるグッドマンの印象を語った。オーストラリア期待のグッドマンを撃破すれば、さらに評価が上がること間違いなしだ。

　三代は、タイトルマッチではないため記者会見には参加せず、会場で見ていたという。「日本とは違う雰囲気だった。将来的に(記者会見で)英語が話せるよう勉強しないといけないと思った」と、現地の盛り上がりに刺激を受けたようだ。

　ライト級リミットまで残り1.5�sで「あとはサウナスーツを着て汗をかけばしっかりと落ちる」と万全のコンディションを強調した。