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スーパーミドル級主要4団体統一王者のサウル・カネロ・アルバレス(31=メキシコ)が7日(日本時間8日)、米国・ラスベガスのT-モバイルアリーナでWBA(世界ボクシング協会)ライトヘビー級王者ドミトリー・ビボル(31=ロシア)のベルトに挑戦。カネロが如何にして、ナチュラルサイズの同級王者ビボルを攻略するのかに注目が集まったビッグマッチのゴングが鳴った。
カネロvsビボル
ガードを高く上げ固めるカネロはサイズ、リーチで上回るビボルに対してプレッシャーをかけていく立ち上がり。ビボルも硬いガード・ポジションからジャブを刺していくと、カネロは右フックを上下に打ち分けた。5回、ビボルは真っ直ぐの連打でロープ側に追い込むと、カネロはもっと来いと挑発、しかし、その後もロープやコーナーを背負う場面が増えてきた。
ともに決定打を打ち込めないまま試合は終盤戦に突入。11回にはカネロがパンチを避け、左肩に覆いかぶさったビボルを持ち上げる場面もあり、フラストレーションが表に出る中で最終回を迎えた。フックを打つカネロに対し、最後までワンツーを上下に打ち込んだビボルが攻め込み試合は終了、結果は判定に委ねられた。
ビボルが判定で3-0判定でカネロを撃破
注目の判定は3者ともに115-113でビボルを支持。3-0の判定勝利でビボルがパウンド・フォー・パウンド王者カネロを破り大金星を掴んだ。試合後のインタビューでカネロがリマッチを望むと答えれば、ビボルも交渉のテーブルに着くと返答。プロモーターのエディ・ハーンも総括する中で両選手の再戦に呼応した。
現役最高選手を破り、WBA王座の11度目の防衛に成功したビボルの戦績は、20戦全勝(11KO)。敗れたカネロは、61戦57勝(39KO)2敗2分となった。
現役最高選手を破り、WBA王座の11度目の防衛に成功したビボルの戦績は、20戦全勝(11KO)。敗れたカネロは、61戦57勝(39KO)2敗2分となった。
採点表