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世界最激戦階級のウェルター級で3団体王座統一戦が実現。WBC(世界ボクシング評議会)&IBF(国際ボクシング連盟)同級2冠王者エロール・スペンスJr.(32=米)と、WBA(世界ボクシング協会)同級スーパー王者ヨルデニス・ウガス(35=キューバ)が17日(日本時間18日)、米国・テキサス州アーリントンのAT&Tスタジアムで激突した。
アンダーカードでは、もう一つの世界ウェルター級タイトルマッチが開催。WBA(世界ボクシング協会)同級正規王者ラジャブ・ブタエフ(28=ロシア)が、WBA同級1位のエイマンタス・スタニューニス(27=リトアニア)を相手に正規王座の初防衛戦を迎えた。
スペンスがストップ勝ちで激戦制し3冠統一!
探り合いから始まったWBC&IBF王者スペンスvsWBAスーパー王者ウガスの3冠統一戦。上下に散らすサウスポーのスペンスに対し、ウガスはボティを軸に攻め、カウンターで危険な右フックを振っていく。中盤に入るとインファイトからボディを攻める攻勢に出たスペンス。
しかし6回、ウガスの右アッパーでスペンスがマウスピースを吐き出し、。集中が切れたところに、ウガスが追撃の右ストレートでロープ側まで飛ばした。続く7回には再びインサイドで攻撃に出たスペンスが次第に流れを引き寄せる。すると8回、ウガスの右目の腫れにドクターチェックが入り、さらにスペンスがプレッシャーを強めていく。そして迎えた10回、スペンスの猛攻で守りを固めたウガスに対し、レフェリーがドクターチェックを入れ、続行不可能となり試合終了。スペンスが10回1分44秒TKO勝利で、ウェルター級3団体王座統一を果たした。
しかし6回、ウガスの右アッパーでスペンスがマウスピースを吐き出し、。集中が切れたところに、ウガスが追撃の右ストレートでロープ側まで飛ばした。続く7回には再びインサイドで攻撃に出たスペンスが次第に流れを引き寄せる。すると8回、ウガスの右目の腫れにドクターチェックが入り、さらにスペンスがプレッシャーを強めていく。そして迎えた10回、スペンスの猛攻で守りを固めたウガスに対し、レフェリーがドクターチェックを入れ、続行不可能となり試合終了。スペンスが10回1分44秒TKO勝利で、ウェルター級3団体王座統一を果たした。
世界ウェルター級3団体統一王者スペンス
次の相手が誰になるのかと問われた試合後のインタビューでスペンスは、堂々とWBO世界同級王者のテレンス・クロフォード(34=米)の名前をコール、地元テキサスのAT&Tスタジアムは大歓声で答えた。
全勝同士の実力伯仲のビッグマッチへ期待が高まるスペンスの戦績は28戦全勝(22KO)。序盤に右カウンター、終盤にボディへと何度もチャンスを作り、戦前以上の内容を見せるも惜しくも敗れたウガスは32戦27勝(12KO)5敗とした。
全勝同士の実力伯仲のビッグマッチへ期待が高まるスペンスの戦績は28戦全勝(22KO)。序盤に右カウンター、終盤にボディへと何度もチャンスを作り、戦前以上の内容を見せるも惜しくも敗れたウガスは32戦27勝(12KO)5敗とした。
スタニューニスが判定で新王者
序盤戦は、ともにジャブを軸としたペースの奪い合いからスタート。3回にはブタエフが流れを変えるためスイッチを見せた。ジャブをより機能させているのはスタニューニス、ブタエフはボディを攻めて終盤へと試合は突入。11回にはブタエフが試合中に何度も注意を受けていた肘で首を押さえる行為に減点1を課された。最終回はインファイトする中で終了、判定は2-1(117-110、116-111、113-114)で、スタニューニスが勝利、世界王座初挑戦でベルトを獲得した。
リトアニア人初の世界王者となったスタニューニスの戦績は、15戦14勝(9KO)1無判定。微妙な判定で初黒星となったブタエフは、15戦14勝(11KO)1敗とした。