藤岡奈穂子が完璧な仕上がり!

　WBA(世界ボクシング協会)フライ級王者の藤岡奈穂子(46=T&H)が8日(日本時間9日)、米国テキサス州サンアントニオで前日計量に臨んだ。

　藤岡は明日(日本時間10日)、アラモドームでWBC(世界ボクシング評議会)同級王者のマーレン・エスパルザ(32=米国)と2団体王座統一戦に臨む。藤岡は200gアンダーの50.6�s、エスパルザは300gアンダーの50.5kgでクリアした。また、この試合は、女子フライ級では初となる「リングマガジン社のベルト」も懸かっている。

　キャリア最大の大一番を迎えた迎えた藤岡は「計量もパスして、明日たたかうのみとなりました。お互いに準備はバッチリです。勝ち方にはこだわらない。徹底的に勝ちにいく!」とコメントを寄せた。

　これまで世界5階級制覇を成し遂げてきた女子ボクシング界のレジェンドは、完全アウェーのテキサス州で2団体世界王者を目指す。

　ロンドン五輪銅メダリストのエスパルザは、昨年6月にWBC王座を獲得。ホームの利を活かし藤岡のベルトを奪いにいく。