佐川遼と久保隼の元王者対決が決定!

　三迫ボクシングジムは14日、前日本フェザー級王者の佐川遼(27=三迫)と元WBA(世界ボクシング協会)スーパーバンタム級王者の久保隼(31=真正)戦を発表した。

　試合は、4月12日(火)に後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のセミファイナル、フェザー級8回戦で行われる。群雄割拠のフェザー級で、元王者同士による好カードが実現する!

　昨年2月、丸田陽七太(24=森岡)に敗れて王座を陥落した佐川だが、同年10月に再起に成功した。

　前戦は、得意の右ストレートに加えてジャブが冴えわたり、攻撃の幅を広げた印象を与えた。王座奪還を目指す佐川にとって、元世界王者の久保との対戦はモチベーションが上がるだろう。

　2019年5月に中国での世界戦以来、連勝している久保にとって、キャリア18戦目で初の後楽園ホール登場だ。サウスポースタイルからの左ストレートは決定力が高く、得意パンチを活かす右も、試合を重ねる毎に進化を遂げている。

　世界ランカーの佐川に勝てば、世界戦線に再び浮上する重要な一戦となる。

　両者ともアマ仕込みのテクニシャンで、し烈なペース争いが予想される。メインイベントでは日本ウェルター級タイトルマッチ、王者の小原佳太(35=三迫)対挑戦者の永野祐樹(32=帝拳)が組まれている。4月12日(火)のダイヤモンドグローブが待ち遠しい!