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フィリピン・ダバオ・デル・スールのディゴス・シティで6日、フィリピン人同士の世界戦リマッチが開催。IBF(国際ボクシング連盟)ミニマム級王者レネ・マーク・クアルト(25=フィリピン)と、前王者ペドロ・タジュラン(25=フィリピン)がダイレクト・リマッチで激突した。
クアルトがダウンを奪い負傷判定でV1
ダイレクト・リマッチのフィリピン人対決は、初回にサウスポーの挑戦者タジュランの左からスタート。しかし2回、強引に打った王者クアルトの左フックでバランスを崩したタジュランが両手を着いたために、ダウンの裁定。すると3回にはクリンチ際で頭を抱え込んだクアルトが減点2ポイント、タジュランにも減点1が課された。6回には再びカウンターでクアルトがダウンを奪う。続行するも今度は偶然のバッティングでタジュランが頭部から血を流す。そして7回、開始早々にタジュランの頭部にドクターチェックが入り、試合続行不可能と判断され、試合はストップ。負傷判定の行方は、2-0(65-64、66-64、65-65)でクアルトを支持、王者が初防衛に成功した。
初戦に続く不完全燃焼の結果に終わったクアルトの戦績は、24戦20勝(11KO)2敗2分。不運な場面もあるなか連敗となったタジュランは、19戦14勝(11KO)4敗1分とした。
初戦に続く不完全燃焼の結果に終わったクアルトの戦績は、24戦20勝(11KO)2敗2分。不運な場面もあるなか連敗となったタジュランは、19戦14勝(11KO)4敗1分とした。