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米国・ニューヨーク州ベローナのチューニング・ストーン・リゾート&カジノで、15日(日本時間16日)、米国2022年最初の世界戦が開催。
WBO(世界ボクシング機構)ライトヘビー級タイトルマッチで、王者ジョー・スミス.Jr(32=米)がスティーブ・ジェフラード(31=米)を相手に初防衛戦を迎えた。
スミスがTKOで初防衛
王者スミスは、序盤からプレッシャーをかけてパンチを振り抜くと、試合10日前に代役挑戦者となったジェフラードはガードを固めパンチを返す展開。ブロック主体からコンパクトに打ち返すジェフラードに対して、スミスは左右フックで徐々にダメージを与えていった。そして迎えた9回、スミスが連打でコーナーに詰めていくとジェフラードは膝を突いてダウン。カウントが入っているところで青コーナーから棄権の申し入れがあり試合が終了した。スミスが9回0分37秒TKO勝利で初防衛に成功した。
同級にはWBC&IBF2冠王者アルツール・ベテルビエフ(36=ロシア)が君臨。統一戦にも注目が集まるスミスの戦績は31戦28勝(22KO)3敗。急遽、代役での初挑戦は惨敗となったジェフラードは21戦18勝(12KO)3敗とした。