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先月から続いたライト級3大世界タイトルマッチの締めとなるWBA(世界ボクシング協会)ライト級タイトルマッチが5日(日本時間6日)、米国・カリフォルニア州ロサンゼルスのステイプルズ・センターで開催された。王者ジャーボンテ・デイビス(27=米)がWBA同級9位イザック・クルス(24=メキシコ)を相手に2度目の防衛戦に臨んだ。
デイビスが判定でV2達成
初回からドンドンとプレッシャーをかけるクルスに対し、サウスポーのデイビスはアウトボクシングからのスタート。初回終了間際にはデイビスの右フックが引っかかりクルスがグローブを着けるもスリップの裁定。中盤でもクルスはデイビスのお株を奪うように、懐へ入り込み左右のフックを打ち込む攻勢を見せる。しかし、デイビスも冷静にパンチを当てていきペースを徐々に手繰り寄せていった。デイビスは終盤に入ると左を使わなくなり、痛めているのが読み取れる中、ジャブとフックを軸に足を使った。クルスは最後まで攻め込み会場を盛り上げ試合は終了。3-0(116-112、115-113×2)の判定によりデイビスが2度目の防衛に成功した。
試合後に左拳は痛めたことを認めたデイビスはライト級統一戦戦も含め、今後も注目選手の一人となりそうだ。デイビスの戦績は26戦全勝(24KO)。序盤の大健闘が光ったクルスは25戦22勝(15KO)2敗1分とした。