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前OPBF東洋太平洋スーパーフェザー級王者の三代大訓(26=ワタナベ)と元日本ライト級王者の西谷和宏(34=VADY)が2日、後楽園ホールで開催された「WATANABE PROMOTION&DANGAN」のメインイベント60.5kg契約8回戦で対戦した。
デビューから無敗の三代が世界をアピールしたのか?それとも西谷が世界ランキングを奪ったのか?試合は衝撃の結末を迎えた。
デビューから無敗の三代が世界をアピールしたのか?それとも西谷が世界ランキングを奪ったのか?試合は衝撃の結末を迎えた。
三代大訓(ワタナベ)が6回TKO勝ち
東西テクニシャン対決は三代が制した。中間距離でジャブの差し合いからスタート。三代がワンツー左ジャブで顔を弾くと、西谷も右を合わせて応戦。緊張感あふれる攻防が続いた。5回、三代は左ボディからワンツーでダウンを先取。6回、右ストレートで追い詰めるが西谷もスイッチしてボディ攻撃で奮闘。しかし、三代はガッチリとブロックすると打ち終わりに右ストレートを振り抜き2度目のダウンを奪い試合を終わらせた。
「しなやかな動きができた」
試合後に囲み取材に応じた三代は「今日の試合のテーマは『脱力』。これまでは力んだ状態でバランスを保っていたので、安定するポジションで戦うことを心掛けた。しなやかな動きを見せることができたと思う」と会心のKO劇に納得の表情を見せた。
2ラウンドで見切った
「初回、相手のしなやかな左が良かったが、もっと大胆なことをしてくると思った。動画通りの動きだった。距離感や動き、相手のやろうとしていることがわかったので2ラウンドが終わってから勝てると確信した。あとはどう着地(決着をつける)するかだけだった」と淡々と振り返った。
2ラウンドで見切った
「初回、相手のしなやかな左が良かったが、もっと大胆なことをしてくると思った。動画通りの動きだった。距離感や動き、相手のやろうとしていることがわかったので2ラウンドが終わってから勝てると確信した。あとはどう着地(決着をつける)するかだけだった」と淡々と振り返った。
「後輩(岡澤セオン)の活躍に刺激を受けた」
この試合は動画配信サービス「BOXING RAISE」でライブ配信され、東京五輪代表で2021年世界選手権金メダリストの岡澤セオン(25)が解説を務めた。中央大学ボクシング部の1学年後輩の活躍に「刺激を受けた。後輩に負けたくないと背中を押された」と語った。
2022年の三代大訓から目が離せない!
現在、2団体で世界ランク入りしている三代は「負けずにいくかより誰に勝って世界に行くかが重要」と自身の持論を展開すると、「世界ランカーと戦いたい」と抱負を語った。会見に同席した渡辺均会長は「十分、キャリアは積んだと思う。本人の希望通り、格上の選手との試合を考えたい」と三代の世界獲りを全力でバックアップしていく。
採点表