神戸が熱い! 日本ユース王座戦

　日本ユース・フライ級王座決定戦の前日計量が19日、神戸市内のホテルで行われ、日本ライトフライ級5位の井上夕雅(22=真正)と森青葉(21=泉北)が計量に臨んだ。

　試合は、明日の20日(日)に神戸サンボーホールで開催される「REAL SPIRITS.76」のメインイベントで行われる。

　当初は、9月22日(水)に京都で行われる予定だったが、試合前日に森がPCR検査で陽性反応が出たため中止となり、日時をスライドして開催する運びとなった。電話取材に応じた両者に意気込みを聞いた。

　リミットちょうどの50.8kgでパスした井上は「試合が延びたことでここまで長く感じたが、お互いに強くなっていると思う。明日は面白い試合になりますよ」と熱戦を約束した。

　試合直前に中止になったが、翌日から練習を再開し、万全のコンディションを作り上げた。2度目のユース王座戦に挑む井上は「狙ってはいないが流れの中で倒したい」と完全決着を誓った。

　一方、100gアンダーの50.7�sを測定した森は「3ラウンドまでに仕留めます!と言いたいところだが、自分はパンチ力がないので8ラウンドフルに戦うつもりでめちゃくちゃ面白い試合をする。その上で俺が勝つ」と意気込んだ。
　続けて「ボクモバ勝敗予想が圧倒的に不利だったので、それを覆す」と気合いを入れていた。現時点で森の勝利は8%と低いが、下克上を起こしベルトとランキングを奪うつもりだ。