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WBOアジアパシフィックバンタム級タイトルの初防衛戦を地元沖縄で迎えた比嘉大吾(Ambition GYM)が24日、西田凌佑(六島)との試合後に会見を開いた。
右ストレート炸裂ならず!
大差判定決着で王座を明け渡すこととなった比嘉は「地元のファンの前で自分のボクシングができずに負けてしまった。結果が全てだと。負けたのは事実」と反省の弁を口にし「自分の手数が少なかった。試合中ポイントは考えてなく、どこかで倒せればいいかと。判定を聞いて『(負けて当然)だろうな』と。映像を見てみないと何も言えないが相手より自分の動きができなかった。」と敗戦を振り返った。
西田凌佑(六島)が新チャンピオンに!
地元沖縄で3年2か月ぶりのリングで勝利で飾れず、リング上で手を合わせる仕草をしたことに対し「ファンの声援、自分にかけてくれる思いを感じた。皆さんに感謝しています。だからこそ勝った姿を見せてあげられなくて申し訳ない思いから出たと思う」と敗戦を悔やんだ。
比嘉大吾、地元でまさかの王座陥落。
元世界チャンピオンでボクシング界を牽引してきた地元沖縄のヒーローは今後に関して「今は試合終わったばかりで(今後のことは)すぐには言えない。野木さんや皆と、どのようにしていくのか話し合いたい」と会見場を後にした。
比嘉大吾と野木丈司トレーナー
会見に同席した野木丈司トレーナーは「相手の西田選手より大吾が動けなかった。打てるチャンス、タイミングで打てず一発をもらってしまった。大吾らしくない姿、堤戦の時と似ている悔しさがある」と話し、今後については「(ボクシング)を続けるのであれば、今日より良く、それからまた良くなるように過ごしていくしかない」と語った。