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1日、後楽園ホールで開催された第96回ダイナマイトパンチのメインイベントでは、日本スーパーウェルター級4位・山本忍(石橋)に和田直樹(花形)が挑んだ。
和田はここまで、07年8月の七島一善戦の勝利を最後に、7戦5敗2分と勝ち星に恵まれず、対ランカー挑戦でも3敗1分と苦しい星が続いていた。
そしてランカー挑戦5度目となる今回の山本戦。和田は3回に右ストレートでダウンを奪うと、バックステップを巧みに使い、距離を保っては右ストレートを打ち込み、7回に駄目押しとなるワンツーでレフェリーストップを呼び込んだ。
和田にとっては約4年、8戦振りに勝ち獲った白星がランカーを撃破しての勝利となり、日本ランク入りを実現させる嬉しい1勝となった。
和田はここまで、07年8月の七島一善戦の勝利を最後に、7戦5敗2分と勝ち星に恵まれず、対ランカー挑戦でも3敗1分と苦しい星が続いていた。
そしてランカー挑戦5度目となる今回の山本戦。和田は3回に右ストレートでダウンを奪うと、バックステップを巧みに使い、距離を保っては右ストレートを打ち込み、7回に駄目押しとなるワンツーでレフェリーストップを呼び込んだ。
和田にとっては約4年、8戦振りに勝ち獲った白星がランカーを撃破しての勝利となり、日本ランク入りを実現させる嬉しい1勝となった。

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愛弟子・和田会心の勝利に、先に控え室へ戻った花形会長は「あいつは何回ランカー挑戦しているか分からない。番狂わせも良いところ(笑)。途中、攻め込まないから勝ったら月謝タダだぞって言ってやった。そしたら急に頑張ったよ。今日の勝因は月謝タダだな」と、報道陣を笑わせた。

和田と花形会長
ドクターチェックから戻った和田は、ランカー勝利までの道程を語った。「ここまで時間がかかりましたね。僕は気持ちが弱かった。A級とランカーの間に見えない壁が合ったが、これで乗り越えられた。心の弱さに打ち勝てた」と、ランカー勝利に満面の笑み。そしてダウンを奪った右ストレートについては「手応えはなかった。流れの中で入ったパンチ。倒れてくれて良かったです」と、安堵の表情を浮かべた。

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最後に和田は「ここまで僕は負け越している。他のジムなら"辞めろ"って空気が漂うが、花形ジムは"ここから頑張ろうぜ!"って温かい。僕が勝てたのも花形ジムだから。本当、会長には感謝しています。それにこれで月謝が無くなる。最高です(笑)」と花形会長に感謝しつつ、月謝免除に喜びを爆発させた。

喜びの和田
明日で29歳の誕生日を迎える和田直樹。日本ランキング奪取という最高のバースデイプレゼントを自身の拳で掴み獲る、最高の1日となった。