溝越斗夢が石川春樹とユース王座戦!

　緑ボクシングジムは4日、日本ユース・スーパーバンタム級王者の溝越斗夢(21=緑)の初防衛戦の日程を発表した。
　溝越は、6月27日(日)に名古屋国際会議場で開催される「GREEN Dream.15」のセミファイナルで2018年東日本バンタム級新人王の石川春樹(21=RK蒲田)を迎え撃つ。メインイベントではアマチュア5冠の但馬ミツロ(26=緑)が日本ヘビー級王者の上田龍(28=石神井スポーツ)を相手にデビュー戦を行う。

　溝越は、今年3月の王座決定戦で干場悟(蟹江)に判定勝ちし王座を獲得。スピードを活かした右アウトボクサーで切れ味抜群のカウンターが魅力だ。3月の試合で挑戦状を出した石川の思いに応える形となった。石川に勝てばさらに評価が上がること間違いなしだ。

　これがユース王座2度目の挑戦となる石川は、2019年12月に石井渡士也(REBOOT.IBA)と空位の日本ユース・バンタム級王座を争ったが4回TKO負けを喫した。しかし、ダウン応酬の大激戦で会場を大いに盛り上げた。
　左右ともに破壊力のあるパンチと勝負どころを逃さない嗅覚を持ち合わせている。3月の王座決定戦を偵察に来ていて溝越の戦術もインプットされたはずだ。
　天国にいる父・洋さんが見守る中、名古屋に乗り込みベルトを奪いにいく!