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米国・カリフォルニア州インディオのファンタジースプリングス・リゾート&カジノで13日(日本時間14日)にGBP(ゴールデン・ボーイ・プロモーションズ)が2つの世界戦を開催する。
その前日計量が12日に行われたが、メインイベントのIBF(国際ボクシング連盟)スーパーフェザー級タイトルマッチで、王者ジョセフ・ディアス(28=米)が体重を作れず王座を剥奪される事態となった。
スーパーフェザー級リミット58.9kgを指名挑戦者IBF1位のシャフカッツ・ラヒモフ(30=ロシア)は100gアンダーの58.8kgでクリア。しかし、ディアスは1.7kgオーバーとなる60.6kgを記録。保持していたIBF王座は剥奪され、ラヒモフが勝利した場合のみ新王者と認定される変則世界戦に変更された。
ディアスは18年8月に挑んだ2度目の世界挑戦時にも体重オーバーを犯しており、今回はファイトマネーの20パーセントに当たる10万ドル(約1050万円)の罰金が課されることとなった。
対するラヒモフはこれが世界初挑戦、ここまで15戦全勝(12KO)を記録し、初の米国リングで世界王座載冠を目指す。
もう一つの世界戦は南米人対決となるWBO(世界ボクシング機構)スーパーウェルター級タイトルマッチ。王者パトリック・ティシエラ(30=ブラジル)が同級リミット69.8kgを300g少ない69.5kgで秤を降りた。一方の指名挑戦者で前WBA同級正規王者ブライアン・カスターニョ(31=アルゼンチン)は100gアンダーの69.4kgで合格した。暫定王座から格上げされこれが初防衛戦となるティシエラが、前世界王者カスターニョの挑戦を受ける。
同日に米国・ラスベガスのMGMグランドで開催される予定だったWBO世界ライトヘビー級王座決定戦、同級1位ジョー・スミスJr.(31=米)vs2位マキシム・ウラソフ(34=ロシア)は、ウラソフの新型コロナウイルス感染により延期。
ライト級超10回戦の前IBF同級王者リチャード・コミー(33=ガーナ)vsジャクソン・マリネス(30=ドミニカ共和国)が繰り上げでメインイベントとなった。コミーは61.6kg、マリネスは61.3kgを記録した。
試合をプロモートするのはトップランク社、ESPNが中継を行う。