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WBA(世界ボクシング協会)スーパー&IBF(国際ボクシング連盟)&WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級3冠王者アンソニー・ジョシュア(31=英)が、英国・ロンドンのウェンブリーにあるSSEアリーナ・ウェンブリーで13日(日本時間12日)に凱旋防衛戦を行った。
これが2度目の世界挑戦となるIBF同級1位クラブト・プレフ(39=ブルガリア)を相手に衝撃の結末を見せた。
ジョシュアが4度倒して防衛に成功
コロナ禍となって以来これがイギリスで初めての客入れイベントとなった、ジョシュアvsプレフ戦は1,000人の観衆が集まった。
初回から距離を取るジョシュアに、プレフも無理はせずにじっくりとプレッシャーをかけていく。試合が動いたのは3回、ジョシュアがジャブを外して右カウンターを撃ち抜くと、プレフはコーナーで背中を向けてレフェリーはダウンを宣告。再開後に右アッパーで再び倒したジョシュアが中盤戦を制した。7回にはプレフがようやく右を当てるも後が続かず迎えた9回、ジョシュアが右アッパーを2発突き上げ追撃で3度目のダウンを奪った。最後は狙いすました右ストレートで倒すと、プレフは立ち上がれず10カウント。ジョシュアが9回2分58秒KO勝利で防衛に成功した。
試合後、リングからすぐに降りて最前列で観戦していたフロイド・メイウェザーJr.と言葉を交わし祝福を受けたジョシュアの戦績は25戦24勝(22KO)1敗。2度目の挑戦も惨敗となったプレフの戦績は30戦28勝(14KO)2敗とした。