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[海外前日計量]2020.11.14

クロフォードvsブルック、フランコvsモロニー前日計量

 パウンド・フォー・パウンド上位に位置するWBO(世界ボクシング機構)ウェルター級王者テレンス・クロフォード(33=米)が、14日(日本時間15日)米国・ラスベガスのMGMグランド・カンファレンスセンターで開催されるV4戦に臨む。その前日計量が13日、元IBF(国際ボクシング連盟)同級王者ケル・ブルック(34=英)を相手に行われた。

 セミ格ではWBA(世界ボクシング協会)スーパーフライ級正規王者ジョシュア・フランコ(25=米)vs前WBA同級王者アンドリュー・モロニー(29=オーストラリア)のダイレクトリマッチがセットされた。

クロフォードvsブルック
 ウェルター級リミット66.6kgを王者クロフォードは200gアンダーの66.4kgで合格。挑戦者ブルックはリミット66.6kgでパスした。

 クロフォードは18年6月にジェフ・ホーンを相手に9回TKO勝利で3階級制覇を達成すると、その後3連続KO勝利で防衛テープを3に伸ばした。この試合で勝利し、同級ライバルのIBF&WBC統一王者エロール・スペンス.Jr(30=米)、WBAスーパー王者マニー・パッキャオ(41=フィリピン)との統一戦を目指す。

 ブルックは16年9月にゲンナジー・ゴロフキン(38=カザフスタン)、スペンスに連敗するも、その後はスーパーウェルター級に上げて3連勝。約2年半ぶりにウェルター級で世界再挑戦となった。
フランコvsモロニー
 ダイレクトリマッチとなる一戦。現王者フランコはスーパーフライ級リミット52.1kgを1.1kg少ない51.0kgで秤を降りた。対する前王者モロニーは100gアンダーの52.0kgをマークした。前戦では攻撃的に出たフランコが11回にダウンを奪い、3-0の判定勝利で世界初載冠を果たした。初黒星を喫したモロニーは雪辱と王座奪還をに燃える。

 試合をプロモートするのはトップランク社、米国スポーツ・ケーブル局ESPNが中継を行う。

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