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「はじめの一歩30周年記念」フェザー級トーナメントを優勝し、賞金100万円を手にした日本フェザー級3位の渡部大介(29=ワタナベ)が、所属ジムで汗を流していた。
トーナメントでは強豪が揃ったブロックを勝ち抜き、8月22日に行われた草野慎悟(31=三迫)との決勝戦では、5回にダウンを奪うと流れを引き寄せ突き放した。100万円の使い道と今後の目標について話を聞いた。
トーナメントでは強豪が揃ったブロックを勝ち抜き、8月22日に行われた草野慎悟(31=三迫)との決勝戦では、5回にダウンを奪うと流れを引き寄せ突き放した。100万円の使い道と今後の目標について話を聞いた。
賞金は引っ越し資金に
100万円に使い道について聞かれた渡部は、「結婚を前提にお付き合いしている彼女との同棲生活のため、試合が終わってから2週間後に引っ越しをしたので、そのための資金と婚約指輪を購入しました」と有意義に使ったようだ。
熱戦となった決勝戦
試合映像を見返した渡部は「草野選手はやりづらくて最後まで下がらなかった。3ラウンドまで流れが悪かったが、修正することができた。スタミナは最後まで落ちずに後半にも強いパンチを打ち込むことができたと思う。右ストレートも当たると思っていたが、5ラウンドにタイミングよく決まってダウンを奪うことができた。決勝戦でノーランカーの相手にも力を見せて勝つことができたのは自信になった」と、振り返った。
これからも勝ち続ける
「怪我もほとんどなく、時間を持て余すのも嫌だったので」と、試合から4日後には練習を再開した。日本ランキングも3位まで上がり、タイトル挑戦に期待が膨らむが、「チャンピオンの佐川選手(佐川遼=三迫)と丸田選手(丸太陽七太=森岡)がチャンピオンカーニバルで対戦するし、自分は今3位なのでどうなのかなと。OPBF東洋太平洋王座やWBOアジア王座も決まればやりたいがチャンスがなかなか…、タイミングと運が合えばと思っている。それまでコケないように勝ち続ける」と流れに任せるようだ。