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日本ミドル級13位のワチュク・ナァツ(23=マーベラス)は、11月7日(土)に後楽園ホールで開催される「ダイナミックグローブ」70.0kg契約8回戦でWBOアジアパシフィック・スーパーウェルター級王者の井上岳志(30=ワールドスポーツ)と対戦する。パワフルな攻撃が身上のナァツは、2018年にジム初の全日本新人王に輝くと、その後も無敗をキープしている。
初の8回戦での試合だが、相手の井上は世界戦も経験している国内スーパーウェルター級ナンバーワンの実力者だ。テクニックと経験では井上が何枚も上で厳しい予想が立つが、ナァツはビッグチャンスに闘志を燃やしていた。
初の8回戦での試合だが、相手の井上は世界戦も経験している国内スーパーウェルター級ナンバーワンの実力者だ。テクニックと経験では井上が何枚も上で厳しい予想が立つが、ナァツはビッグチャンスに闘志を燃やしていた。
自分にとって大きなチャンス
ナァツは「最初に試合の話を聞いたときはビックリしたが、自分がどのくらい通用するのか試せる相手。やるからには勝ちにいく」とオファーにも即答したという。「井上選手の名前はもちろん知っていたが、戦うことはないと思っていた。試合が決まってから世界戦をしたことがあると知って、あらためてすごい選手と試合をするんだと思った」と電話口で試合への意気込みを語った。
ジム初の世界ランカーを目指す
岡橋勲会長からも「相手は気持ちが強いし倒す気でくる。それでも絶対に勝つぞ」とハッパをかけられている。コロナ禍の影響もありスパーリングの数は少ないものの、ミット打ちとボディバック打ちでスタミナとパワーアップに努めている。
猛練習で追い込む
ナァツは、「根性があってスタミナもパワーもあるすごい選手。今のところ自分が勝っているところは見当たらない。周りからも『大丈夫か?』と心配されている」と笑ったが、「自分のことを信じて練習でやってきたことを出して勝つ」と番狂わせに自信を示した。