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[試合決定]2020.9.23

森武蔵と溜田剛士の好カードが決定!

 大橋ボクシングジムは23日、「フェニックスバトル.74」の日程変更と対戦カードを発表した。当初、11月12日(木)に行われる予定だったが、11月28日(土)に変更し後楽園ホールで開催される。
 メインイベントには、WBOアジアパシフィック・フェザー級タイトルマッチ、王者の森武蔵(20=薬師寺)対挑戦者の溜田剛士(27=大橋)、さらにアンダーカードには日本ウェルター級8位の安達陸虎(22=大橋)が登場。ジム移籍初戦を迎える。
約2年11ヶ月ぶりの後楽園ホール
 これが3度目の防衛戦となる森は、2017年12月の全日本新人王決定戦以来、約2年11ヶ月ぶりに後楽園ホールのリングに上がる。デビューから11戦全勝で世界ランキングも6位まで上昇、来年には世界初挑戦を目指す。ファイタータイプの溜田に対しどのような対応を見せるのか見ものだ。
ベルトと世界ランクを奪いにいく
 一方、千載一遇のチャンスを得た溜田は、昨年11月に「はじめの一歩30周年記念フェザー級トーナメント戦」で敗れて以来の再起戦となる。21勝中19KOの強打が魅力で29戦目で訪れたビッグチャンスに闘志を燃やす。
安達陸虎(22)はジム移籍初戦
 今年3月にジムを移籍した安達は、69.0kg契約8回戦で加藤寿(35=熊谷コサカ)と拳を交える。安達は、今年6月の取材で「モチベーションが高い選手が多くて、刺激を受けている。このピリピリした感じが良い」と新しいジムでの練習に充実感を口にしていた。タイトル挑戦に向けて存在感をアピールしたいところだ。
 対戦相手の加藤は、昨年11月の試合で3度のダウンから左フックで大逆転KO勝ちを飾り連勝中だ。試合はKO必至の激戦が予想される。
左:利川聖隆(横浜光)
右:小林孝彦(一力)
 セミファイナルではIBF(国際ボクシング連盟)フライ級6位の黒田雅之(34=川崎新田)が廣本彩刀(23=角海老宝石)を相手に昨年5月の世界戦以来の再起戦を行う。
 さらに、日本ライト級1位の利川聖隆(24=横浜光)は強打者の小林孝彦(24=一力)と対戦する。好カード目白押しのフェニックスバトルに注目だ!

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