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新型コロナ禍でストップしていたボクシング興行だが、関西では7月25日(土)に神戸市立中央体育館で開催される「REAL SPIRITS.67」から再開予定だ。そのリングに出場する竹嶋海刀(21=勝輝)は、ジム2人目の日本ランカー入りを目指して気合いを漲らせていた。1日に大阪・堺市内の所属ジムで汗を流す竹嶋に話を聞いた。
何としても勝つ!
A級初戦で日本ランカーに挑む竹嶋は「自分の立ち位置を知ることができる一戦で試合が来るのが待ち遠しい」と言うと、「相手はベテランだが練習量では負けていない。全力で勝ちにいく」と胸を借りるつもりはないようだ。
先輩の勝利を願った
自身の試合の9日前(7月16日、後楽園ホール)にはジム頭の殿本恭平(25)が、OPBF東洋太平洋フェザー級王者の清水聡(34=大橋)に挑戦する。竹嶋は、「自分の試合前だし、場所も東京での無観客試合なので見に行くことができないが、練習終わりに結果を楽しみにする。殿本さんに勝ってもらい自分も続く」とタイトルに挑む先輩にエールを送った。
体力勝負に持ち込む
父から「海のように広い心で刀のように強い男になるように」と海刀(かいと)と名付けられたという竹嶋。「アグレッシブに攻めていく。スタミナには自信があるのでテンポを上げて相手にしんどい思いをさせる」と、名前に負けない活躍を誓った。