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WBO(世界ボクシング機構)スーパーバンタム級王者のエマニュエル・ナバレッテ(25=メキシコ)が22日(日本時間23日)、米国ネバダ州ラスベガスMGMグランドガーデンで同級4位のジョー・サンティシマ(23=フィリピン)を迎えて5度目の防衛戦に臨んだ。ハイペースで防衛ロードを重ねているナバレッテが強さを見せつけたのか、それとも世界初挑戦のサンティシマがアップセットを起こしたのか――。
ナバレッテが快勝
初回からナバレッテが長いリーチを生かしながらジャブをヒットしポイント加点。4回にサンティシマの左フックを浴びてヒヤリとさせたが、続く回左ボディからロープに詰めて左右をまとめてペースを渡さなかった。中盤もテクニックで上回るナバレッテが着実にダメージを与えた。そして迎えた11回、サンティシマの反撃をガードでしのいだナバレッテは上下のコンビネーションでストップを呼び込んだ。
試合中に右手親指を痛めたことを明かしたナバレッテだったが、キャリアの差を見せた。5度目の防衛に成功したナバレッテの戦績は32戦31勝(27KO)1敗。粘りを見せるも敗れたサンティシマは22戦19勝(16KO)3敗とした。