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[前日計量]2019.12.21

東西の新鋭がプライドをかけて激突!

 「第66回全日本新人王決定戦」の前日計量が21日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、春からスタートした厳しい予選を勝ち抜いた精鋭たちが会場に姿を現した。フェザー級4回戦では東軍代表の亀田京之介(21=花形)と西軍代表の前田稔輝(23=グリーンツダ)が対戦する。
 試合は明日の後楽園ホールで開催され、試合の模様は日テレG+で午後2時から生中継される。
計量会場
■ミニマム級5回戦(リミット47.6kg)
森且貴(19=大橋)47.4kg(200gアンダー)
丁野拓海(21=中日)47.5kg(100gアンダー)

■ライトフライ級5回戦(リミット48.9kg)
安藤教祐(27=KG大和)48.9kg(リミット)
表祥(25=SFマキ)48.9kg(リミット)

■フライ級5回戦(リミット50.8kg)
臼井春樹(20=八王子中屋)50.6kg(200gアンダー)
中村淳希(20=市野)50.7kg(100gアンダー)

■スーパーフライ級5回戦(リミット52.1kg)
目黒聖也(20=セレス)52.1kg(リミット)
岩崎圭祐(24=オール)52.1kg(リミット)

■バンタム級4回戦(リミット53.5kg)
小笠原梢太(24=シャイアン大嶋)53.4kg(100gアンダー)
中西寛多郎(18=HKスポーツ)53.4kg(100gアンダー)

■スーパーバンタム級5回戦(リミット55.3kg)
竹原毅(24=花形)55.3kg(リミット)
津川龍也(19=ミツキ)55.2kg(100gアンダー)

■フェザー級4回戦(リミット57.1kg)
亀田京之介(21=花形)57.1kg(リミット)
前田稔輝(23=グリーンツダ)56.9kg(200gアンダー)

■スーパーフェザー級4回戦(リミット58.9kg)
谷口彪賀(21=八王子中屋)58.7kg(200gアンダー)
岩崎淳史(29=フジタ)58.7kg(200gアンダー)

■ライト級5回戦(リミット61.2kg)
齋藤眞之助(24=石川ジム立川)61.0kg(200gアンダー)
藤田健介(25=千里馬神戸)61.0kg(200gアンダー)

■スーパーライト級5回戦(リミット63.5kg)
本多航大(20=川崎新田)63.5kg(リミット)
藤田裕崇(24=名古屋大橋)63.5kg(リミット)

■ウェルター級5回戦(リミット66.6kg)
足名優太(25=渡嘉敷)66.6kg(リミット)
安井誉(20=森岡)66.2kg(400gアンダー)

■ミドル級4回戦(リミット72.5kg)
湯澤卓己(22=宇都宮金田)72.3kg(200gアンダー)
国本康幸(23=金沢)72.0kg(500gアンダー)
前田、亀田ともに一発でパス
 フェザー級はスピードを活かした攻撃でダウンを奪い、東軍MVPを獲得した亀田と日本拳法10冠の実績を残しプロに転向し、西軍代表決定戦では技能賞を獲得した前田が激突する。中間距離での激しいペース争いが見ものだ。デビューから注目度の高かった両者の意地と意地がぶつかり合う!

亀田「体調は良くて本当に絶好調。並んだ時に思ったより小さく感じた。初回の攻防が鍵となる。最初から必ず見せ場を作る。MVPを狙うがまずは勝つこと。ここを勝ってたくさんの人を見返す!」

前田「今までにないくらいワクワクしている。相手には特に雰囲気は感じなかった。テクニックのある選手だが、明日対峙したら自分のの強さが分かると思う。打たせずに打つだけ。自信しかない」
左:藤田 右:本多
 スーパーライト級は東西敢闘賞対決!フィジカルの強さを活かし2度のダウンを奪った本多と5戦全勝(5KO)の藤田が拳を交える。KO決着必至の殴り合いを堪能してほしい。

本多「相手は打ち合いもできるし足も使える器用な選手だが、どう来ても対応できるように準備してきた。バチバチに打ち合って倒します!」

藤田「ボクシングの完成度は相手が上だが、ポテンシャルは自分の方がある。勝つことが最優先だが、どちらかが倒れる試合になると思う。後楽園ホールは、大学時代にアマチュアのリーグ戦で同じ大学の先輩に勝てずに一度も上がることができなかった場所。後楽園ホールへの想いは誰よりも強い」
左:竹原 右:津川
 スーパーバンタム級は技巧派サウスポーの竹原と西軍代表決定戦でMVPを受賞した津川が対戦。2試合連続1ラウンドKO勝ちを収めている強打の津川に対し、竹原がどのように迎え撃つのか?

竹原「試合直前にジムを移籍することになりビックリしたが、花形進会長のおかげで試合ができるので本当に感謝している。相手はMVPを獲った強い選手だが、気持ちの勝負になる。執念を見せて勝ちたい」

津川「明日は満員の後楽園ホールでできるので楽しみで仕方がない。(竹原は)攻撃のリズムを持った選手だが、崩しながら攻めていきたい。昨年は西軍代表決定戦で負けて悔しい思いをしたので、明日は絶対に勝つ。MVPを獲った勢いのまま明日も勝ちます」
左:森 右:丁野
 ミニマム級は無敗対決!スピードを活かしたボクサーファイター森と強烈な左フックを武器に激戦を勝ち抜いてきた丁野が手を合わせる。最軽量級らしいスピーディーな攻防が予想される。

森「ここまで順調に来たので明日はいつも通りに戦うだけ。余計なパンチをもらわずポイントを取って、効いたと思ったら仕留めにいく。ジムからも久しぶりの新人王なので会長からも『しっかり取ってくれ』と発破をかけられている」

丁野「相手は完成度の高い選手だが練習してきたことを出していく。初回からポイントを取りにいくために前に出る。手数で圧倒してチャンスがあれば倒したい」

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