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[公開練習]2019.11.1

ウーバーリは18人兄弟のボクシング一家

ウーバーリは18人兄弟のボクシング一家

 WBC(世界ボクシング協会)バンタム級正規王者ノルディ・ウーバーリ(33=仏)が1日、都内のジムで練習を公開した。昨夜来日にしたウーバーリは長旅の疲れも見せず、11月7日(木)にさいたまスーパーアリーナで行われる暫定王者の井上拓真(23=大橋)との王座統一戦に向け「やる気に満ちている。他団体統一をするためのステップになる試合」と気を吐いた。
 試合の模様は当日午後7時57分から、井上の兄・尚弥のWBSSバンタム級決勝とともにフジテレビ系列で全国生中継される。

隣は兄でトレーナーのアリ氏
 ウーバーリは08年の北京、12年のロンドンと2大会連続でオリンピックに出場後、14年にデビューし今年1月にルーシー・ワーレン(米)を判定で下し初戴冠。7月にカザフスタンでアーサー・ビラヌエバ(比)を6回終了TKOで下し初防衛に成功し、今回が王座統一と同時に2度目の防衛戦となる。戦績は16戦全勝(12KO)。
報道陣に交じって井上真吾氏の姿も
 時差調整を兼ね、3週間キャンプを張ったカザフスタン・アルマイトからソウル経由で来日したウーバーリは、「日本はフランスに比べて湿気と気温が高いが、カザフスタンは日本と似た気候だったので問題はない。キャンプではタクマと似た選手としっかり練習をしてきた」と仕上がりの良さをアピール。アウェイでの戦いとなるが、「アマチュアでも経験してきたし、敵地で自分のボクシングを知ってもらうことが楽しみ」と笑顔で話した。
練習は1ラウンド満たずに終了
 井上の印象については「タクマはよく動き速さのある良いボクサーで、軽く見てはいない」と評価した上で、「あらゆるシナリオを想定して練習をしてきた。僕は相手に合わせて臨機応変に戦うことができる。チェスのプレーヤーのように相手の動きを先読みする能力がある」と自信たっぷりに言い放ち、「勝ち方にはこだわらないが、ベルトはフランスに持ち帰る」と勝利を誓った。同行した兄で元世界ランカーのアリ・ウーバーリトレーナーも、「タクマの長所と短所をしっかりと分析してきた。その上で弟の方がインテリジェンス、戦術の面で上回っている」と期待を寄せた。
黄金のバンタムで他団体も狙う
 ここで家族構成の質問におよび、ウーバーリは男13人、女5人の18人兄弟姉妹の13番目と判明。兄弟の多くがボクシング、キックボクシングの経験者で、プロボクサーになったばかりの末弟が今回の試合でセコンドにつくと明かしたウーバーリは、「彼にとって良い経験になる」と弟想いの一面も見せた。
 また、WBA・IBF王者の井上尚弥、WBO王者のゾラニ・テテ(南アフリカ)、元WBC王者のルイス・ネリ(メキシコ)の名前を挙げ、現在のバンタム級をKO率の高い実力者が揃う黄金期にあると話し、「注目が集まり面白くなってきている。タクマとの王座統一戦のあとは他団体にも目を向ける」と先を見据えた。
筋肉がすごかったと大橋会長
 練習はシャドー、ミット打ちを各1分程度で終了させ、偵察に訪れていた大橋ジム陣営に手の内を隠す形となったが、軽快なフットワークと連打には大橋秀行会長も「一発はないが連打が怖い」と警戒させるほど。さらに「上着を脱いだところを見たが、腹筋がサラブレッドのような筋肉だった。相当練習をしてきたはず。打たれ強そうな顔もしているので持久戦になるかもしれない」と長丁場を想定した。
 一方、拓真の父・真吾トレーナーは「体は拓真と同じぐらいと想定していたが、思ったより小さかった。噛み合うはずだし良い試合になる」と自信を示し、「兄弟の多さでは負けたけどね」と報道陣の笑いを誘う余裕もあった。
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