熱い打ち合いに期待!

　日本スーパーライト級1位のアオキクリスチャーノ(30=角海老宝石)と同級2位の永田大士(29=三迫)が来年のチャンピオンカーニバル挑戦をかけて争う。その前日計量が20日に都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ両者とも無事にパスした。
　試合は明日の21日に後楽園ホールで開催される「SLUGFEST.11」のセミファイナルで行われる。

　100gアンダーの63.4kgで秤を降りたアオキは、「絶好調すぎて今までの試合で一番楽しみ。明日の試合に向けて色や匂い全てにおいて良いイメージができている。まったく不安要素はない」と決戦が待ちきれない様子を見せた。

　相手の永田とは発表会見から意気投合したようで好勝負を約束した。アオキは、「永田選手はずっとランキング上位に位置している強い選手。通じ合えるものがあるからこそ面白い試合ができると思う。移籍してからずっとKOしているので明日もぶっ倒す!」と言葉に力を込めた。

　対する永田はリミットちょうどの63.5kgを測定。「ジムで(アオキと)キャラが被っていると言われる」と話し報道陣の笑いを誘った永田は、「アオキ選手とは男と男のぶつかり合いができる。下がらず攻め続けて勝ちます」と必勝宣言。
　現在、4人の日本王者がいる三迫ジムで良いプレッシャーを感じているという永田は、「まずは明日の試合に勝ってタイトル戦へつなげる」と気合いの表情を見せた。