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アマチュア92戦82勝(20KO)10敗、高校4冠、拓殖大学時に全日本選手権ライトフライ級で優勝し、今年7月にB級テストに合格した重岡優大(22=ワタナベ)が10月30日(水)、後楽園ホールで開催される「FIGHT THE POWER」でプロデビューをはたすことが決まった。対戦相手は戦績5戦3勝(3KO)2敗のマノップ・ウドムパナーワーリー(タイ)。
当日は日本ライト級9位の宇津木秀(25=ワタナベ)の8回戦をメインに全8試合で予定され、元日本&WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者の船井龍一(34)の引退式が執り行われる。
当日は日本ライト級9位の宇津木秀(25=ワタナベ)の8回戦をメインに全8試合で予定され、元日本&WBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者の船井龍一(34)の引退式が執り行われる。
兄弟でミニマム級を制す
重岡は2020年の東京五輪出場を目指していたが、ライトフライ級が除外されことで大学を中退し、プロ入りを決意。高校からプロ入りした弟、WBO(世界ボクシング機構)アジアパシフィック・ミニマム級王者の重岡銀次朗(19=ワタナベ)を追いかける形で今年4月にワタナベジムに入門した。その実力は弟を上回るとの声も聞こえ、優大もプロテスト時に「弟よりも決定力は上。左ストレートでも右フックでも倒せる。プロではKOに期待してほしい」と自信を示す。まずは初陣のパフォーマンスに注目したい。