試合日程 | 試合結果 | 動画ニュース | ランキング | 選手検索 |
元WBOアジアパシフィックミニマム級王者で日本同級1位の谷口将隆(25=ワタナベ)と、日本ユース王者で日本同級2位の石澤開(22=M.T)が明日21日、後楽園ホールで来年の日本王座指名挑戦権を懸けて激突する。その前日計量が20日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、谷口が100gアンダーの47.5kg、石澤がリミットちょうどの47.6kgでクリアした。
減量を含め前回より調子が良いと谷口
今年2月、ビック・サルダール(比)が持つWBO世界同級王座に挑み判定で敗れた谷口は今回が再起戦。あえて日本からの出直しを図り、挑戦者決定戦の出場を決めた谷口は、「日本ランカーとのサバイバルマッチで地力をつけて世界へ行きたい。テーマは1ポイントでもいいので勝ち切ること。嫌なボクシングで自分の型にハメたい」と貪欲に勝利を求め、「前回の世界戦で僕にがっかりした人たちがいる。その人たちにまた振り向いてもらえるよう頑張ります」と想いを語った。
KO記録は意識していない
一方、世界戦を経験した格上とも言える技巧派サウスポーに挑む石澤は、「調子はバッチリ。プレッシャーも感じないし、いつもと変わらず、練習してきたことが出せれば勝てるはず」と落ち着いた口調でコメント。現在6戦全勝(6KO)と強打が魅力のホープは、KO記録は意識したことがないと話したが、「ミニマム級だからつまらない試合だと言われたくはない。相手に好きなことをさせず、豪快な試合をしたい。チャンスがあれば倒しに行く」と明日を楽しみにしていた。