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日本フライ級11位の山内涼太(24=角海老宝石)が22日、都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で前日計量に臨み、拳を交えるWBA(世界ボクシング協会)フライ級13位のアルフォイ・ダガイロアン(27=比)と顔を合わせた。試合は明日の23日に後楽園ホールで開催される「SLUGFEST.10」のセミファイナル、フライ級8回戦で行われる。
再起戦で再び強豪と対戦する山内
先に秤に乗った山内はリミットちょうどの50.8kgでパスした。山内は今年3月に中国・上海でWBA同級3位のウラン・トロハツ(中国)と空位のWBAインターナショナル・フライ級王座を争い判定負け。2戦連続での世界ランカーへの挑戦に、「前回は初めての外国での試合で、12ラウンドフルに戦い良い経験になった。敗戦を糧に必ず勝ちたい。全力で戦いチャンスがきたら一気に仕留めたい」と必勝宣言した。
ジムに感謝している
相手の映像を一試合見たという山内は、「相手はガードが固くてボディ打ちが上手い」と印象を語り、「下がると相手のペースになるのでプレスをかけていきたい。勝って世界ランキングを奪い、日本ランキングを上げていきたい」と拳を握った。
ニックネームは「レッドブル(赤い闘牛)」
一方、引き分けを挟んで9連勝中のダガイロアンは1kgアンダーの49.8kgで秤を降りた。計量後にはフィリピンで作ってきたという特製のチキンスープとライスを口にし空腹を満たした。
山内の印象を、「パンチもスピードもあるオールラウンダーの選手」と警戒したが、「強いのは分かっているが、明日は良い試合を見せて自分が勝つ」と静かに闘志を燃やした。
山内の印象を、「パンチもスピードもあるオールラウンダーの選手」と警戒したが、「強いのは分かっているが、明日は良い試合を見せて自分が勝つ」と静かに闘志を燃やした。