ウシクのヘビー級転向第1戦が再決定

　WBSS(ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ)で優勝を果たし、世界クルーザー級4団体を統一した元王者オレクサンドル・ウシク(ウクライナ)のヘビー級転向第1戦が正式に決まった。10月12日(日本時間13日)米国・イリノイ州シカゴのウィントラスト・アリーナで開催されることが16日、プロモートを行うマッチルーム・ボクシングが発表した。

　ウシクは今年5月に米国・オクソンヒルでWBO(世界ボクシング機構)ヘビー級13位カルロス・タカム(カメルーン)を相手にヘビー級進出を予定していたが、右上腕二頭筋断裂の負傷で延期が伝えられた。そして再び試合のスケジュールが決まるも、対戦相手となるはずだったタカムがニューヨークで活動するスター・ボクシングとの新契約にサイン。両陣営の交渉が難航しており、対戦相手が未定のまま試合開催のみの発表となった。中継はマッチルーム・ボクシングと組む、ストリーミング配信サービスのDAZNが行う。