京口紘人の2度目の防衛戦は大阪決戦

　WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)が1日、地元大阪のホテルで次戦の発表会見を行った。試合は10月1日(火)、大阪市内のエディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館・第1競技場)で同級1位で元日本王者の久田哲也(ハラダ)と拳を交える。2度目の防衛戦が地元で決まった京口は「大阪決戦を盛り上げて倒して勝つ」と意気込んだ。

　会見の冒頭、この試合のプロモーターである原田実雄会長から「大阪でこの試合ができることに感謝しています。久田も46戦目でキャリアもありますし、京口選手も大阪出身で凱旋試合になると思います。盛り上がると思いますので、応援よろしくお願いいたします」と挨拶。

　続いて、王者の京口は「久田選手はキャリアのある選手。日本人同士で、大阪決戦となっているので、盛り上がる試合をしてしっかり勝っていきたいと思います」と意気込みを語った。「2階級制覇した時のランキング表で上位にもいましたし、前から久田選手とはやると思っていました。全力で倒しにいきます」と自信を見せた。
 

　プロ46戦目で世界戦が決まった久田は「チャンピオンは偉大な選手で、やれることはしっかりやってリングに上がりたいと思います。娘にもチャンピオンにならないとしゃべらないと言われているので勝たないとダメなんです。簡単にここまで来れていません。雑草と言われても違和感はありません。キャリアを重ねてきたので、そこを生かして頑張ってチャンピオンになります」と意気込んだ。