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WBO世界フライ級王者の田中恒成(畑中)が24日、名古屋市内のジムで8月の防衛戦に向けスパーリングを報道陣に公開した。相手を勤めたのはWBCユースライトフライ級王者の加納陸(大成)で4ラウンドの白熱したスパーリングとなった。田中の試合は8月24日(土)に名古屋市内の武田テバオーシャンアリーナで同級1位の指名挑戦者、ジョナサン・ゴンザレス(プエルトリコ)を迎えて行われる。
田中恒成(畑中)
練習前に会見に臨んだ田中「順調に来ています。フィリピン合宿でも世界ランカーを相手にスパーリングを中心に充実していましたし、これから試合までの1ヶ月はしっかりサウスポー対策と、スピードを重視した練習をしていくつもりです」と語った。
白熱のスパーリング
関西の若手ホープと初対戦となった田中は、開始からジャブで先制すると、加納の打ち終わりに右ショートを的確に当て圧倒してみせた。加納もフェイントから踏み込んだ左ストレートを繰り出し食い下がった。
加納陸(大成)
スパーリングを終えた加納は「スピードがあって、一発一発が重く、これが3階級制覇王者のボクシングなんだと思いました。見極められていたというか、読まれていましたね」と田中の実力を認めた。
試合までの1ヶ月