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[公開練習]2019.7.2

拳四朗、念願の生に「テンション上がる!」

 WBC(世界ボクシング評議会)ライトフライ級王者の拳四朗(27=BMB)が2日、都内の三迫ジムで10日後に控えた6度目の防衛戦に向けメディアに練習を公開した。
 7月12日(金)、エディオンアリーナ大阪(第1競技場)で指名挑戦者の1位ジョナサン・タコニン(32=比)を迎えて行われるこの試合は、フジテレビ系列で夜8時から全国生中継されることが発表され、念願の生に拳四朗は「モチベーションが上がる! カッコいいところを見せる」と喜んだ。
息子にはいばらの道を歩ませる
 練習前の会見に同席した父の寺地永会長は、「6度目の防衛戦となるが、次に目指すのはV10。その中でライトフライ級一番をアピールしていきたいので、いばらの道になると思うが、強い相手を選んで生き残りを懸けた試合を組んでいきたい」と決意した。これに拳四朗も「知名度を上げるためにも自分の強さを証明したい」と同意し、「防衛を重ねるごとに成長を感じる。チャンピオンとしての自覚も出てきたと思うし、もっと強くならないと。その相手としてタコニンは自分の評価を上げる選手」と、かつてのスパーリングパートナーの実力を認めた。
自分のボクシングが確立したことで安定感も増した
 その挑戦者について寺地会長は、「これまでの相手の中ではずば抜けてパンチがある。一発でももらうと危険」と警戒。そのため、今回はフィリピンからミニマム級世界ランカーのペドロ・タデュランを呼びスパーを重ねさせた。
 他の選手を含め120ラウンドを超すスパーリングをこなした拳四朗は、「距離感を確かめることができた。昨年8月の(サウスポーの)ガニガン・ロペス(メキシコ)戦の時よりも出入り、攻防が上手くなったと思う。ダメなところもすぐに分かるし、それをすぐに修正できる。自分の距離とペースを崩さなければ問題はない。足を止めずに無傷で圧勝する」と自信を示した。
後半は重岡を圧倒した
 練習では、7月27日にWBOアジアパシフィック・ミニマム級王座決定戦への出場が決まったサウスポーの重岡銀次朗(19=ワタナベ)と2ラウンドのスパーリングを行い、初回は圧されながらも距離を見切った2回からはジャブを起点に先手の攻撃でペースを握った。
世界王者候補の重岡も拳四朗の巧さに脱帽
 拳四朗と今回が初の手合せとなった重岡は、「距離感が良すぎて全然中に入れない。ジャブも見えなかった」と驚いたが、自身のタイトル初挑戦に向け良い勉強にもなったようで、5戦目でのタイトル獲得、その先に世界を見据える重岡は、「勝ち方にこだわりたい。WBOアジアはあくまでも通過点、手こずっちゃいけない」と気を引き締めた。
山中慎介氏が激励
 また、この試合の解説を務める元WBC世界バンタム級王者の山中慎介氏が激励に訪れ、食い入るように練習を見学。「リズムを作ってから攻撃に移るなど、パンチが強く軌道が読みづらいタコニンをしっかりと想定しているのがよく分かる。防衛を重ねるごとに経験を活かし、その積み重ねで充実しているように見える」と仕上がりに太鼓判を押し、「強打者相手にどんな勝ち方をするのか楽しみ」と期待した。
 今回は東京・関西を合わせてこれまで最高の1000人の応援団が駆け付ける。待ち望んだ地元関西&生中継、これで拳四朗が燃えないわけがない。

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