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[海外前日計量]2019.6.1

前日計量:ジョシュア、米国デビューへ

 米国・ニューヨークのマジソン・スクエア・ガーデン(MSG)で6月1日(日本時間2日)開催される、WBA(世界ボクシング協会)スーパー、IBF(国際ボクシング連盟)、WBO(世界ボクシング機構)ヘビー級タイトルマッチの前日計量が、5月31日(日本時間6月1日)に行われた。
 米国デビュー戦となる3冠統一王者アンソニー・ジョシュア(英国)、WBA5位、WBO11位、IBF15位のアンディ・ルイスJr(米国)がともにMSGに姿を現した。また、WBA世界スーパーミドル級スーパー&WBC(世界ボクシング評議会)ダイヤモンド・タイトルマッチとして、王者のカラム・スミス(英国)と、WBA13位のアッサン・エンダム(カメルーン)も秤に臨んだ。
体重差約9kg、リーチ差は25cm
 大勢の観衆が見守る中で行われたヘビー級計量は、ジョシュアが112.3kgを測定したのに対し、ルイスが約9kg重い121.5kgで秤を下りた。両選手の身長差は10cm、リーチは25cmと体格的アドバンテージは大きくジョシュアに傾いている。WBC世界同級王者のデオンタイ・ワイルダー(米国)が2週間前に、同じニューヨークのブルックリンで衝撃的なKO勝利を収めただけに、ジョシュアにとっては内容が問われる試合となりそうだ。一方、ジャレル・ミラー(米国)の薬物陽性反応による出場停止で代役出場となったルイスは、メキシコ系初のヘビー級王者になるとメキシコ国旗のバンダナで気合いをいれた。
スミスvsエンダム
 スーパーミドル級リミットの76.2kgを王者スミスは300gアンダーの75.9kgでパス、挑戦者エンダムは900g軽い75.3kgで合格した。スミスはこれがWBCダイヤモンド王座が3度目、WBAスーパー王座が初防衛戦となるのに対して、エンダムはこれが2階級制覇挑戦の一戦となる。プロモートはジョシュア、スミスを擁する英国のマッチルーム・ボクシングUSA、中継は同社と契約を結ぶライブストリーム配信DAZNが行う。

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