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明日26日の現地時間19時半(日本時間20時半)から中国・江西省撫州市で行われるダブル世界戦の前日計量が行われた。計6試合のうち、事実上のメインイベントである正規王者シュー・ツァン(中国)と挑戦者の10位・久保隼(真正)によるWBA世界フェザー級タイトルマッチ12回戦は3試合目。準メインである正規王者カルロス・カニサレス(ベネズエラ)と挑戦者の2位木村翔(青木)によるWBA世界ライトフライ級タイトルマッチ12回戦は4試合目に組まれている。
平常心を貫く久保
計量会場は選手たちの宿舎内にあり、約100人の記者団が囲む中で行われた。王者のシューが57.05kgでパスしたところを久保は57.00kgでパス。その後、計量会場の外にあったティラミスを手に取った久保は「”アウェイだから倒したい”とかはない。いつも通りで戦いたい」と気負った様子は皆無だった。昨日の会見でも、終始「いつも通り」な久保は司会者から「ボクサーに見えませんがいつもそんな感じなんですか」と尋ねられ、「はい。これが自分です」と答える一幕もあった。
計量パス直後のカニサレスと木村
カニサレスは全裸で測りに乗り直し、48.95kgでパスした。対する木村は48.75kgでパス。木村は「1階級落とす減量は、もっとキツいと思っていたけど楽勝だった。王者も調子がよさそうだし、盛り上がる試合の中で倒したい」と語り、後はリカバリーに専念するだけと付け加えた。
計量会場前に用意されたケーキ
凱旋試合で注目されるシュー
空港から世界戦告知が出迎えた