米国V2戦の伊藤雅雪「KO狙う」

　WBO(世界ボクシング機構)スーパーフェザー級王者の伊藤雅雪(横浜光)と同級9位のジャメル・ヘリング(米)が日本時間25日に前日計量を行い、伊藤はリミットを200g下回る58.7kg、サウスポー挑戦者は58.8kgで一発パスした。明日26日に米国フロリダ州キシミーで2度目の防衛戦に臨む伊藤は、「仕上がりに問題はない。挑戦者は良い選手だが、自分を信じて明日はKOを狙いに行く」とコメントした。

　また、アンダーカードでWBO世界スーパーフライ級挑戦者決定戦に出場する同級5位の江藤光喜(白井・具志堅スポーツ)と同級6位のハビエル・シントロン(プエルトリコ)は、ともにリミットの52.1kgを200g下回る51.9kgを計測した。この試合の勝者は、6月19日に千葉・幕張で空位の王座を争う同級2位の井岡一翔(Reason大貴)と同級1位アストン・パリクテ(比)の勝者に挑戦することになる。計量後、江藤は自身のツイッターを更新し、「しっかり倒して勝つ!」と意気込んだ。