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日本ライト級王者の吉野修一郎(27=三迫)と指名挑戦者のアクセル住吉(33=関門JAPAN)が明日11日、後楽園ホールで開催される「ダイヤモンドグローブ」のメインで激突する。その前日計量が都内の日本ボクシングコミッション本部事務局で行われ、吉野がリミットの61.2Kgを100g下回る61.1kg、住吉がリミットちょうどでクリアした。
この試合をステップにしたい
17年10月に決定戦を制し、プロ6戦目で日本王座に就いた吉野は今回が4度目の防衛戦。5連続KO中と勢いもあるだけにステップアップの期待も大きく、本人も「一発に頼らず、小さく、細かくまとめていくことが必要。いかに良いアピールをするか」と先を見据えていた。
相手を潰し心を折る
秤を降り、「いつも通りに良い感じで仕上がった」と笑顔をのぞかせた吉野は、"関門のトラフグ"退治に向け、「白子を美味しくいただきます」と自信を示した。
吉野とは噛合うと思う
一方、昨年10月の挑戦者決定戦を勝ち抜き、チャンピオンカーニバルの舞台に辿り着いた"関門のトラフグ"こと住吉は、9戦9勝(7KO)の全勝王者に対し「自分のボクシングを貫いた先に勝利がある。トラフグなので肉を切らせて毒を食わせる」と気合十分。
毒で痺れさせてやる
2015年にOPBF東洋太平洋同級王者の中谷正義選手(井岡)に挑戦した時とは心技体が違うと話し、「下関を背負っているので何も獲らずに帰ることはありえない。フグの毒で痺れさせる」と王座奪取を誓った。