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米国・カリフォルニア州カールソンのディグニティ・ヘルス・スポーツ・パークで9日(日本時間10日)、WBC(世界ボクシング評議会)ウェルター級タイトルマッチが開催。王者ショーン・ポーター(米国)が、同級6位の挑戦者ジョルデニス・ウガス(キューバ)を相手に初防衛戦に臨んだ。
ポーター、スプリット・デシジョンで初防衛
突貫ファイターのポーターvsキューバ仕込みのテクニシャンのウガスの対決は、序盤は挑戦者のウガスが積極的にボディへパンチをまとめた。対するポーターはいつものスタイルである出入りにワイルドなパンチを振るって攻める。その後はパフォーマンスを交えて強打する機会をうかがうポーターに、身長で上回るウガスがジャブで対抗し拮抗したまま終盤へと進んだ。最後まで互いに譲らず終了のゴングが鳴ると勝利のアピールを見せた。判定は116-112,115-113でポーター、117-111でウガスと2-1のスプリット・デシジョンの僅差でポーターが初防衛に成功した。苦戦を強いられるも生き残ったポーターの戦績は33戦30勝(17KO)2敗1分、善戦するもタイトル奪取はならなかったウガスは27戦24勝(11KO)4敗となった。
パヤノ、ホープを下して再起成功
バンタム級8回戦で行われた元WBA(世界ボクシング協会)同級スーパー王者のファン・カルロス・パヤノ(ドミニカ)の、WBA井上尚弥(大橋)に初回70秒負け以来のカムバック戦。相手は元WBCスーパーバンタム級王者イスラエル・バスケスの弟、WBA同級15位のダミアン・バスケス(米国)との新旧対決となった。
試合は初回を乗り切ったパヤノが、距離を掴んで左を伸ばしバスケスを翻弄。フルラウンドを戦い3-0(80-72×2、79-73)の判定でパヤノが復帰戦を勝利で飾った。経験の違いを見せつけたパヤノの戦績は23戦21勝(9KO)2敗、初黒星となったバスケスは15戦14勝(7KO)1敗となった。
試合は初回を乗り切ったパヤノが、距離を掴んで左を伸ばしバスケスを翻弄。フルラウンドを戦い3-0(80-72×2、79-73)の判定でパヤノが復帰戦を勝利で飾った。経験の違いを見せつけたパヤノの戦績は23戦21勝(9KO)2敗、初黒星となったバスケスは15戦14勝(7KO)1敗となった。