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今週の海外注目試合、ピックアップするのはこの2試合。3月2日(日本時間3日)米国・バークレイズ・センターで開催されるWBA(世界ボクシング協会)スーパーウェルター級タイトルマッチ。王者ブライアン・カルロス・カスターノ(アルゼンチン)vs元WBA世界スーパーウェルター級スーパー王者エリスランディ・ララ(キューバ)戦。そしてアンダーカードで決行される元WBA世界ヘビー級暫定王者のルイス・オルティス(キューバ)が再起第2戦目に注目する。
WBA世界Sウェルター級戦 カスターノvsララ
王者のカスターノは16年11月に地国アルゼンチンでスーパーウェルター級暫定王座を獲得すると、1度の防衛を経て正規王者に昇格。昨年3月に敵地フランスでセドリック・ビツ(フランス)を相手に12回TKO勝利し、今回は暫定時代を含め3度目の防衛戦となる。対するWBA同級2位のララにとっては、昨年4月にタイトルを奪われたIBF(国際ボクシング連盟)同級王者ジャレット・ハード(米国)との王座統一戦以来の再起戦。そのハードとの統一戦では最終12回にダウンを喫したララが3者とも114-113で判定負けを喫した。無敗の王者カスターノを相手にララが再び世界タイトル奪取に燃える。
オルティス再起第2戦目
ヘビー級のビッグマッチが立て続けに行われている米国のリングで、元世界王者の実力者オルティスが再起第2戦目を行う。オルティスは昨年12月にデオンタイ・ワイルダー(米国)vsタイソン・フューリー(英国)のアンダーカードで再起戦を行い判定勝利。今度の対手はルーマニア生まれでドイツ国籍を持つWBO同級12位のクリスティアン・ハマー(ドイツ)。17年12月に元世界王者のアレクサンダー・ポベトキン(ロシア)に判定で敗れて以降、ドイツで2連勝して今回の試合を迎える。当日のプロモーターはPBC(プレミアム・ボクシング・チャンピオンズ)興行をニューヨークで取り仕切るディベラ・エンターテイメンツ。試合の模様はプレミアム・ケーブル局のSHOWTIMEが中継する。