田中恒成がタイで合宿をスタート

　WBO世界フライ級王者の田中恒成(畑中)が16日から4日間の予定でタイ国・バンコクでのスパーリング合宿に入った。現地に同行しているボクシングアパレルブランド・RSC productsの代表からレポートが届いた。田中は3月16日(日)、岐阜メモリアルセンターで愛ドームで元世界ライトフライ級2団体制覇王者の田口良一(ワタナベ)を迎えて初防衛戦を控えている。

　田中は3月の試合まで期間があるということで、環境を変えての体力作り、筋力アップ、戦術確認を目的に父親でトレーナーの田中斉氏が同行し、気温の高いタイ国での合宿を敢行。
 

　合宿初日は元WBC世界スーパーフライ級王者のスリヤン・ソー・ルンビサイ(タイ)と、タイ国が期待する新鋭のペット・コーソン(タイ=6戦全勝6KO)と合計4ラウンドのスパーリングでスタートした。
 

　タイ国では定番の16オンスグローブをはめ、1ラウンド4分のスパーリングを経験した田中は、得意のスピードとテクニックを駆使し激しい打ち合いを見せ上々の調整を見せた。